お客様からの質問にお答えします☆
こんにちは山田です。
今日はお客様からの質問集☆第1弾
『ホームカラーは傷みますか!?』
についてお話します。
まずホームカラーは一般の消費者が使うのが前提です。ゆえに失敗の少ない色・明るさ設定、塗りやすい・流しやすいなどの利便性などの理由により色よりも簡単さや安全性を重視しています。
一方でサロンカラーはプロの美容師が使うのが前提ですので、一般の方では扱いづらい仕様で色・明るさ共に多数の組み合わせが出来るようになっています。
ここまでがホームカラーとサロンカラーの簡単な違いについてです。
次によく耳にする1剤と2剤について。
1剤は色味
2剤は色味を浸透させる酸化剤(過酸化水素)
簡単にいうとこんなかんじでしょうか。
この2剤、いくつかパワーの違いがあって僕達美容師は根元には根元用の、毛先には毛先用の強さを選んで配合していきます。
もちろん根元(黒髪)に使うものの方がパワーは強いです。
ここでホームカラーの話に戻りますが、ほとんどのホームカラーの2剤はパワーの強いものです。
まず、髪のことを考えてみてください。毛先は根元よりも何度もカラーをしているはずです。
ストレートパーマやパーマが残っている部分があったり、黒染めをした部分があったり、などなど・・・。
髪全体を細かく見たとき、全ての毛が同じ状態ということはほぼありえません!!
健康な髪とデリケートで傷みやすい毛先の部分両方に同じ2剤で塗布してしまう。
これがホームカラーの怖いところです。
逆にサロンカラーで毛先に塗布する際はパワーの弱い2剤に加えて栄養剤などで前処理・後処理をしています。
よってホームカラーは傷んでしまうのです。
とは言え今は昔にくらべてホームカラーの質も良くなっています。メーカーさんの企業努力の賜物ですね。
根元の伸びたところだけに塗って毛先に塗布しなければそこまで傷むことは無いと考えます。
100%否定は致しませんので、この話が何かの参考になると幸いです。
自由が丘の美容室・美容院プラスワンのブログ